1.IISのインストールは前回の記事の通りで終わっています。
2.PHPをダウンロードします。http://windows.php.net/download/#php-5.3-nts-VC9-x86
ここで気になったのがPHPの最新版はもう「5.4」まで進んでいることです。
最新版を使いたい気もするのですが、とりあえず「5.3」で行きます。
「Windows Cache Extension for PHP」という拡張機能もPHPの「5.3」までしか対応していません。
Non Thread SafeとThread Safeの2つがありますが、Non Thread Safeのzip版を利用します。
3.zipファイルを解凍して中身をわかりやすいパスにコピーします。(下の画像では「C:\php5」)
そしてそのフォルダにアクセス権限を設定します。必要なのは「IIS_IUSRS」です。
4.PHPの設定ファイルを編集します。
そのファイルのもとは「php.ini–recommended」と書いてありますが…解凍したファイルに
2012/05/08時点ではそのようなファイルはありませんorz
とりあえず名前が近い「php.ini-development」をコピーして「php.ini」にリネームします。
それで設定値を変更、コメントを外していきます。
fastcgi.impersonate=1
cgi.fix_pathinfo=1
cgi.force_redirect=0
extension_dir=”./ext”
なおテキストエディタはWindows付属の「メモ帳」では改行されませんので他のもので。
5.IISにPHPランタイムを登録します。
IISマネージャーを起動して、phpファイルを置く場所をクリックして
機能ビューで「ハンドラーマッピング」をダブルクリックします。
右側の「操作」にある「モジュールマップの追加」をクリックします。
ダイアログに対して設定値を入力します。
「実行可能ファイル」には3.でアクセス権を設定したフォルダ内にある「php-cgi.exe」を選択します。
6.テスト実行します。
テキストファイルに以下のように入力します。
拡張子「php」で保存してWebブラウザからアクセスします。
phpの設定情報などが表示されて終了!と思いきや…
参考URL手順通りなはずですが表示されません。
調べてみると「php.ini」ファイルの「」「date.timezone」に値を設定すればいいようです。
[date]
date.timezone=”Asia/Tokyo”
編集後保存したら、IISマネージャーの「アプリケーションプール」の
「DefaultAppPool」を「リサイクル」します。そしてもう一度phpファイルにアクセスします。
ようやく完了です。